マンションのシーリング工事とは?役割と重要性、劣化のサインも紹介!

こんにちは。
1961年の創業より東京都墨田区・江東区・台東区・江戸川区を中心に
大規模修繕、塗装、防水、リフォーム、リノベーション工事を行うベストウイングテクノです。
定期的に実施する大規模修繕工事ですが、その工事内容を詳しく把握できていないというオーナーも多いのではないでしょうか?工事項目にはさまざまなものがありますが、シーリング工事も建物の安全を保つために重要な役割を担っています。
今回はマンションの大規模修繕で実施するシーリング工事詳しく解説します!
役割や重要性のほか、劣化状況を判断するセルフチェックに役立つポイントも紹介するため、ぜひ参考にしてみてくださいね。
<<目次>>
▸2. マンションの大規模修繕工事で見落とされがちなシーリング工事とは?
▸3. シーリング工事の役割と重要性
▸4. シーリング剤の劣化サイン
▸5. 劣化サインを放置するとどうなる?
▸6. シーリング工事で使用される素材
▸7. シーリングの劣化のセルフチェック方法
▸8. まとめ
マンションの大規模修繕工事の基本

今回解説するシーリング工事は、おもに大規模修繕工事で実施されることの多い工事です。しかし、今回初めての大規模修繕工事を検討している場合、「そもそも大規模修繕ってどのようなもの?」と調べている方も多いでしょう。 そのため、まずは大規模修繕工事がどのようなものか基本知識を解説します。
■目的や工事内容
大規模修繕工事の実施目的は、年々劣化するマンションのあらゆる部分を補修し、機能を回復させ、安全かつ快適に暮らせる建物にすることにあります。
マンションは、建築基準法に基づいて建てられているため、安全な構造になっています。しかし、それでも日々劣化する部分があるため、安全に暮らすためには、定期的なメンテナンスが重要です。
一般的に大規模修繕工事で実施されるおもな工事は、共用部分の工事です。具体的には、外壁や屋上、バルコニーなどの塗装や防水工事、シーリング工事、鉄部の工事、エントランスや廊下の補修工事などがあげられます。
そのほかにも大規模修繕工事のタイミングで、オートロックの設置、バリアフリー化、宅配ボックスの設置など、時代や住民のニーズに合わせて建物をアップグレードするための工事が実施されることもあります。
■工事周期
大規模修繕工事には、「何年周期で実施しなければいけない」という決まりはありません。また、同じ築年数でも建物の構造や使用されている資材、周辺の環境などによって受けるダメージも異なるため、適切な工事周期は建物によって異なります。
しかし、一般的には国土交通省が発表している「長期修繕計画作成ガイドライン」に記載されている内容に基づき、12〜15年に実施されるケースが多いとされています。
マンション建築時に大規模修繕計画を作成している場合は、それを参考に定期的に建物の状態をチェックして、適切なタイミングを見極めるようにしましょう。
マンションの大規模修繕工事で見落とされがちなシーリング工事とは?

マンションの大規模修繕工事について、基本知識やおもな工事内容を解説してきました。
一般的に工事が大規模である外壁や屋上の塗装工事や、人の目が触れるエントランスや廊下の工事に目がいきがちですが、「シーリング工事」も建物を安全に保つために重要な役割を担っています。
シーリングとは
・外壁に使用されているタイルなどの継ぎ目や、サッシの周りの隙間を埋めるために使用されているゴムのようなものを指します。なお、シーリングはコーキングと呼ばれることもある
シーリング工事とは
・シーリングの劣化や破損対策として、継ぎ目を補修したり新しいものにしたりする工事
シーリング工事の役割と重要性

シーリング工事の実施が重要であることを理解するために、シーリングの役割や重要性を解説します。
■弾力性(クッション剤)となる
シーリングは、ゴムのような素材のため、弾力性があります。そのため、外壁に使用されているパネルのようなものやタイルが、地震などの衝撃でぶつかり合い、ひび割れることがないようクッションの役割をします。
■耐久性を高める
シーリング材は、耐久性の高い素材です。シーリングが使用されている外壁やサッシは、日々たくさんの紫外線からダメージを受ける場所ですが、耐久性の高いシーリング材を適切に使用することで、外壁や建物の耐久性を高めることにつながります。
■防水性・気密性を高める
外壁やサッシの隙間をしっかり埋めることができるシーリングのおかげで、建物の防水性や気密性を高めることができます。隙間があると、雨水の浸入などさまざまなトラブルにつながるため、建物を維持するためにシーリングは重要な役割を担っています。
シーリング剤の劣化サイン

外壁やサッシの状態を保つために重要なシーリングは、劣化が進む前にメンテナンスすることが重要です。では、劣化が進んでいるサインには、どのようなものがあるのでしょうか。
■ひび割れや亀裂が入っている
紫外線の影響や乾燥によって、シーリング材が劣化すると、ひび割れや亀裂が入ることがあります。これは、ダメージによってシーリング材の弾力がなくなり、硬化してしまうことが原因です。 また、ひび割れや亀裂は、経年劣化により起こってしまう場合もあります。
■すき間ができている
経年劣化により、シーリングが肉やせしてしまったり、粘着力が弱まったりすることによって、外壁やサッシとの間にすき間ができてしまうこともあります。また、経年劣化によりシーリングに柔軟性がなくなることで、接着面から剥がれてしまうこともあるでしょう。
■黒ずみやカビが増えた
建物のトラブルに直結するものではありませんが、黒ずみやカビも劣化のサインです。シーリングは劣化が進むと付着した水分などでカビが繁殖したり、汚れが付着しやすくなったりすることがあります。
トラブルの原因ではないため、早急な対応は必要ないですが、美観が損なわれるため、建物の価値を保つためにも早めに対応するとよいでしょう。
劣化サインを放置するとどうなる?

劣化のサインを見つけても、「もう数年したら大規模修繕工事もあるし・・・」「大きな場所じゃないからいいかな」と放置しておくと、建物にトラブルをもたらす可能性もあります。
具体的に、どのようなことが起こり得るか解説します。
■雨漏りの発生原因になる
「工事費用が集まっていないから」「価格高騰が落ち着いてから」と、工事を先延ばしにするのは、おすすめできません。
価格高騰の波が落ち着く目処が経っていないのももちろんですが、劣化状態を放置すれば、建物にリスクが伴います。
場合によっては事故やトラブルが発生して、大規模修繕以上に費用がかかってしまうこともあるでしょう。シーリングにひび割れやすき間ができると、そこから雨水が浸入する場合があります。外壁に水分が溜まると、外壁にもカビや苔が発生するようになりますが、さらに建物内部にも雨水が浸入すると多くのトラブルに発展することもあるでしょう。
例えば・・・
壁や天井に雨漏りが発生すると、カビやシミが発生します。これらは、見た目を損なうだけでなく、健康に悪影響を及ぼすケースもあります。
雨水が建物内部の配線に接触してしまった場合は、電気系統のトラブルにより漏電や火災が起こる可能性もあります。
■建物の構造へのダメージにつながる
壁や天井にシミができるだけでなく、建物内部に雨水が浸入すると、建物の構造(躯体)にダメージを及ぼすこともあります。もし、雨漏りが建物の躯体の腐食につながれば、建材が湿気で腐ってしまうこともあるでしょう。
■カビや悪臭が発生する
シーリングの劣化により、カビが発生するようになれば、見た目が悪いだけでなく、健康に悪影響を及ぼす可能性もあります。カビは、アレルギーや呼吸器疾患の原因になるとされており、小さな子どものいる家庭などでは、注意が必要です。 また、カビの発生により、悪臭が発生する場合もあるでしょう。
シーリング工事で使用される素材

シーリング工事で使用するシーリング材には、さまざまな素材が使用されています。どのようなものがあるかを簡単に紹介します。
■変成シリコーン
変成シリコーンは、マンションのシーリング工事で多く使用されている素材です。基本的には、外壁に使用されることが多いですが、金属サッシに使用されることもあります。衝撃の緩和機能が優れている素材のため、地震対策としても効果的です。
■ポリウレタン
ポリウレタンは、密着性が高いのが特徴です。そのため、塗装との相性に優れており、塗装仕上げをする場合に多く使用されています。ただし、紫外線には弱いため外に面している部分への使用には、適していません。
■シリコーン
シリコーンは、耐水性・耐熱性に優れた素材であるため、浴室などに多く使用されています。一方で塗装ができないため、外壁への使用には適していません。
■アクリル
水性のため取り扱いのしやすさに特徴があるのがアクリルです。しかし、水性であるため、外壁への使用には適していません。
■ポリサルファイド
タイルの外壁に多く使用されているのが、ポリサルファイドのシーリングです。タイルとタイルの継ぎ目に使用されており、耐用年数が比較的長いのが特徴です。
■ブチルゴム
防水シートを重ねる部分などに使用されるのが、ブチルゴムのシーリング材です。接着性の高さに特徴があります。
■油性コーキング材
耐候性に優れており、紫外線などの影響を受けにくい素材ですが、現在は使用されることがあまりありません。
シーリングの劣化のセルフチェック方法

シーリングの細かな点検は、業者にお願いするのがおすすめですが、日々の簡単なチェックは、マンションオーナーや管理者でも可能です。
基本的には目視チェックになるため、晴れた日の明るい時間に行うのが良いでしょう。具体的なチェック項目は、以下の通りです。
次のような状態が見られたら、早めに業者へ相談してみましょう。
✅ひび割れがないか
✅接着面が剥がれていないか
✅シーリングを指で押すと弾力がなくなっている
✅シーリング表面に粉吹きがみられる
✅変色が見られる
東京都のマンションで修繕を検討中のオーナー様へ
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まとめ

今回は、マンションのシーリング工事について詳しく紹介しました。
シーリング工事は、大規模修繕工事でおもに実施される工事です。外壁塗装などの大規模な作業とは異なり、見落としがちですが、劣化を放置すると外壁同様雨漏りなどにもつながりかねません。日頃セルフチェックもしながら、トラブルを未然に防ぎましょう。
ベストウイングテクノは、創業以来60年以上にわたり大規模修繕工事を行っております。
ビル・マンション・アパート、工場、倉庫の塗装工事や修繕工事の実績も豊富です。
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【この記事の監修者プロフィール】
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