玄関ドアのリフォームで防犯のお悩みを解決! 防犯対策で補助金が受けられる?
玄関ドアのリフォームで防犯のお悩みを解決! 防犯対策で補助金が受けられる?こんにちは。
1961年の創業より東京都墨田区・江東区・台東区・江戸川区を中心に
大規模修繕、塗装、防水、リフォーム、リノベーション工事を行うベストウイングテクノです。
もしもの時に備えてお家のまわりの防犯対策をご検討の方もいらっしゃるのではないでしょうか?
戸建における空き巣の侵入経路は窓ガラスや玄関ドアからが多いですが、対策することで空き巣が入りにくい、侵入を諦めやすいお家づくりが可能です。
そこで今回は「玄関ドアのリフォームと利用できる補助金制度」についてご紹介します!
この記事を読んで、安心できる業者へ依頼をする参考にしてみてくださいね!
<<目次>>
▸2玄関まわりでできる防犯対策は?
▸3玄関ドアの防犯対策に補助金が使える?
▸4 補助制度①|先進的窓リノベ2024事業
▸5補助制度②|既存住宅における断熱リフォーム支援事業
▸6補助制度③|子育てエコホーム支援事業
▸7補助制度④|介護保険
▸8まとめ
空き巣の被害について
空き巣とは家主の留守中に侵入して、金品を奪い取る行為で侵入窃盗ともいいます。
侵入窃盗の認知件数は2023年で3万6588件にのぼります。
侵入窃盗の発生場所別の認知件数
一戸建住宅が33%と最も多い結果となっており、
次いで一般事務所が11.1%
生活環境営業が8.1%と続いています。
空き巣の傾向を把握して、適切な防犯対策をすることで、犯罪に巻き込まれるのを防げるでしょう。
まずは空き巣の侵入経路や手口にはどのようなものがあるかを解説します。
侵入経路はどこが多い?
一戸建住宅における侵入窃盗の侵入経路で最も多いのは窓で、約半数がここから侵入しています。しかしその次に多いのは表入口となっています。無締りだったために侵入されるというケースも多いですが、施錠しているにもかかわらず何かしらの方法で侵入してくることも少なくないため、防犯対策が必要です。
どんな手口で侵入するのか
空き巣は窓や玄関からの侵入が多いという結果がありますが、どのような手口で侵入してくるのでしょうか。
■無締り
防犯対策が整っていても鍵がかかっていなければ、せっかくの対策も無駄になってしまいます。
■ピッキング
ピックという工具を鍵穴に入れて、ドアの錠を開けます。
ピッキング手口対策がされている錠でない場合、開錠は1分もかからずにできてしまいます。
■ドア錠こじ破り
ドアと壁の隙間へバールなどの工具を押し込んで、てこの原理を使いドア錠を破壊します。
強引なやり方ではありますが、通常のドアや錠であれば短時間で侵入できる手口です。
■窓ガラス破り
窓ガラスを破壊して、破壊した箇所へ手を入れ解錠します。
防犯ガラスでなければ、数秒で破壊でき、家主が数分留守にしている間でも侵入されてしまいます。
■サムターン回し
玄関ドアの外側からドリルで穴を開けて、サムターン(内側のドアロック用つまみ)を強引に回します。
壊したドアスコープや取り外したドアノブの穴、ドアと壁の隙間からサムターンを回す場合もあります。
■カム送り解錠
バイパス解錠とも呼ばれるこの手口です。
特殊工具を使って錠シリンダーを迂回し、直接錠ケース内部からデッドボルトを作動させて解錠します。
玄関まわりでできる防犯対策は?
お家まわりで起きる犯罪は主に空き巣ですが、空き巣被害だけでなくさまざまなトラブルに巻き込まれないよう、お家の防犯対策をしておくと安心です。
防犯が必要な箇所には窓などもありますが、玄関ドアで行える対策にはどのようなものがあるのでしょうか。
ドアの交換
次のようなドアに交換することで、以下の対策が行えます。
■ガラス破り防止用のドアで窓破り対策
袖やドア本体のガラスが破りにくくなっているものや、ガラスの破壊ができてもそこから腕を入れることができないデザインのドアであれば、侵入を断念されたり、ガラス破りを防げたりします。
■デッドボルト付きのドアで錠破り対策
デッドボルト(かんぬき)についた鎌が、錠受けにしっかりかみ合わさるため、バールなどによるこじ破りの手口への対策ができます。
■サムターンが外せるドアでサムターン回し対策
ボタンひとつでサムターンの取り外しができるため、外出時に取り外しておくことでサムターンを操作できなくなり、サムターン回しによる開錠を防げます。
鍵の交換
次のような鍵に交換することで、以下の対策が行えます。
■ディンプルキーでピッキング対策
ディンプルキーは、ピッキングやカム送り開錠に耐性があるだけでなく、合かぎの複製も困難であるため、玄関からの侵入対策に効果的です。
■ダブルロックで侵入を断念させる
侵入に時間や手間がかかると、通行人に目撃される可能性もあるため、空き巣は侵入を諦める傾向にあります。
ダブルロックは、一つ目の鍵を開錠しても、もう一つの鍵が50秒以内に開錠されなければ自動的に鍵が閉まってしまいます。
そのため、侵入を諦めさせ空き巣の侵入を防げるでしょう。
■スマートキーで鍵の閉め忘れ対策
スマートキーのオートロック機能を使えば、ドアを閉めるだけで自動的に施錠が可能です。
またポケットやカバンに鍵を入れておけば、鍵を出さなくてもボタンを押すだけで施錠することもできるため、閉め忘れ対策に効果的です
。また、鍵穴が見えない仕様になっているため、ピッキング対策にも効果的でしょう。
玄関ドアの防犯対策に補助金が使える?
これまでに解説したように、お家を防犯の被害から守るためには玄関ドアや鍵の交換が有効です。
しかし玄関ドアのリフォームには費用がかかり、40〜60万程度必要になる場合もあります。
少しでも費用を抑えながらリフォームするために、補助金の制度を利用することで、リフォームのハードルが下がります。
玄関ドアをリフォームすると防犯対策のほかにもメリットがあり、断熱性や防火性、耐震性を上げることもできます。
これらを目的としたリフォームには、多くの補助金制度があり、対象になるものを利用してお得にリフォームが可能です。
断熱性、防火性、耐震性の対策を通して防犯対策もできるため、一度検討してみてはいかがでしょうか?
補助金には国が行っているものから、各自治体が行っているものまでさまざまです。
以下では、国が行っている玄関ドアのリフォームに利用できる主な補助金制度についてご紹介します。
補助制度①|先進的窓リノベ2024事業
住宅省エネ2024キャンペーンの一つでもある「先進的窓リノベ2024事業」は、玄関ドアのリフォームだけでの利用はできません。
窓のリフォームと組み合わせることで、申請が可能になります。
補助内容
窓(ガラス)を交換して断熱改修するリフォーム工事が対象であるこの補助金制度は、窓の交換と同一契約内で同時に行う断熱改修を目的としたドアの交換も補助対象になります。
「カバー工法」と「はつり工法」により補助額が異なるほか、住宅の建て方、ドアの性能区分、ドアのサイズでも補助額が変動します。
カバー工法では1カ所につき5万8000円〜22万2000円、はつり工法では1箇所につき4万6000円〜26万6000円の補助を受けられます。
申請方法
【申請に必要な書類】
■先進的窓リノベ2024事業共同事業実施規約
■工事請負契約書の写し
■設置した窓(ガラス)の性能証明書
■対象工事の写真(工事前、着工)
リフォーム事例
窓の断熱性を高めるリフォームをする際に防犯対策も検討しました。
窓の対策だけでなく、玄関ドアも一緒に行うことで、補助金制度を利用しながら工事を実施。
玄関ドアは、ガラス破り防止用のドアを採用しました。
補助制度②|既存住宅における断熱リフォーム支援事業
「既存住宅における断熱リフォーム支援事業」は、リフォームで省CO2関連投資のエネルギー消費効率の改善と低炭素化を総合的に促進し、高性能建材を使用した断熱改修を支援するための事業です。
補助内容
玄関ドアのリフォームでは、窓・ガラス・断熱材を使用するリフォームと同時に断熱タイプの玄関ドアを導入することで補助対象になります。
補助額は、一戸建ての場合最大120万円、集合住宅の場合最大20万円(玄関ドアの改修工事も行う場合)が上限で、工事費用の1/3以内の金額が補助されます。
申請方法
申請は契約や着工等の前に施主本人が行います。申請には以下の書類が必要です。
【申請に必要な書類】
■交付申請書
■暴力団排除に関しての契約事項書
■窓の断熱改修の施工内容などが記載された総括表
■補助対象の製品の使用が記載された明細書
■建築平面図
■誓約書
■住民票の写し
リフォーム事例
断熱性の高い玄関ドアに取り替えることで、玄関からの熱の侵入を防ぎ、室内の温度の上昇を抑えるリフォームをしました。
ドア交換の際に、鍵の閉め忘れ防止のためにスマートキーも導入し、防犯対策をしました。
補助制度③|子育てエコホーム支援事業
「2023年のこどもエコすまい支援事業の後続事業である「子育てエコホーム支援事業」は、住宅の省エネ改修等を支援して、子育て世帯・若者夫婦世帯の省エネ投資をサポートし、2050年のカーボンニュートラルの実現を図る事業です。
名称に「子育て」とありますが、リフォームで利用する場合には、子育て世帯以外の方でも補助を利用できます。
補助内容
防犯対策としては、子育て対応改修による防犯性の高いドアへ交換が対象となり、3万8000円〜5万4000円の補助を受けることが可能です。
しかし子育て対応改修を受けるためには、開口部の断熱改修、外壁、屋根・天井又は床の断熱改修、エコ住宅設備の設置のいずれかを行うことが必須条件となります。
申請方法
防犯対策としては、子育て対応改修による防犯性の高いドアへ交換が対象となり、3万8000円〜5万4000円の補助を受けることが可能です。
しかし子育て対応改修を受けるためには、開口部の断熱改修、外壁、屋根・天井又は床の断熱改修、エコ住宅設備の設置のいずれかを行うことが必須条件となります。
補助内容
申請は施工業者が行うため対応は不要ですが、以下の書類が必要になります。
【申請に必要な書類】
■子育てエコホーム支援事業補助金共同事業実施規約
■工事請負契約書
■対象工事であることを証明する書類
■対象工事の写真(工事前・工事中・工事後)
■工事発注者の本人確認書類
リフォーム事例
快適な生活空間づくりのため、お家の断熱改修を実施。子供もいるため、防犯性の高いドアへの交換も同時に行い、エコと安心の両面をカバーするリフォームをしました。
補助制度④|介護保険
要介護もしくは要支援認定を受けた方が利用できる「介護保険」は、ドア交換だけでなくお家のさまざまなバリアフリー対策のリフォームに利用できる制度です。
玄関であれば、出入りしやすい引き違い戸への取り替えなどに補助金を利用できるでしょう。
補助内容
介護保険による住宅改修の補助対象の要件は、要介護または要支援の認定を受けた方、認定を受けた方が居住している住居で、ケアマネージャーと相談しながらリフォーム内容を検討します。
補助額は14万円〜18万円で、費用の9〜7割が介護保険から支給され、残りは自己負担でのリフォームになります。
申請方法
地域包括支援センターやケアマネージャーに必要な住宅改修を相談し、工事前に市区町村に申請書を提出します。
【申請に必要な書類】
住宅改修が必要な理由書
改修箇所の写真(日付入り) など
リフォーム事例
お家のバリアフリー化のため、開閉しやすいドアへリフォーム。
一人暮らしのため、防犯面も心配なので、ピッキングや合鍵による侵入対策でディンプルキーを導入しました。
【参考記事】あわせてご覧ください。
★ドア・窓リフォームのメリットをご紹介!ドア・窓のリフォームに使える補助金は?
★ 玄関ドアを1日でイメージチェンジ!リフォームで使える助成金をご紹介!
まとめ
今回は、お家の防犯について空き巣の手口や玄関ドアで行える防犯対策をご紹介しました。
侵入しにくい最新のドアにリフォームすることで、侵入が困難になり、犯罪を未然に防げます。
またリフォームには補助金制度が利用できるため、防犯対策だけでなく断熱、防火、耐震対策も含めて検討してみると良いでしょう。
ベストウイングテクノは、創業以来60年以上にわたり大規模修繕工事を行っております。
ビル・マンション・アパート、工場、倉庫の塗装工事や修繕工事の実績も豊富です。
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【この記事の監修者プロフィール】
ベストウイングテクノ株式会社
(特定建設業許可 東京都知事(般-5) 第895 号)
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