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大規模修繕を検討中の方必見! マンション大規模修繕工事中のストレス対策 快適に過ごす方法とは?

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大規模修繕を検討中の方必見! マンション大規模修繕工事中のストレス対策 快適に過ごす方法とは?
大規模修繕を検討中の方必見!マンション大規模修繕工事中のストレス対策 快適に過ごす方法とは?

こんにちは。
1961年の創業より東京都墨田区・江東区・台東区・江戸川区を中心に
大規模修繕、塗装、防水、リフォーム、リノベーション工事を行うベストウイングテクノです。

マンションの大規模修繕では、工事期間に住民へもストレスや生活の制限が発生するため、クレームが出ることもあります。

そこで今回は大規模修繕期間中の過ごし方について詳しくご紹介します!
このブログを参考に住民への周知を行うなどして、少しでもストレスなく工事期間を乗り切れるよう参考にしてみてくださいね。

 

 

 

マンションの大規模修繕で行う工事

マンションの大規模修繕で行う工事

 

マンションのオーナーや管理会社は、15年に1度程度の大規模修繕で建物を安全かつ美しく保つ必要があります。
この工事では、個人の部屋ではなく共用部の修繕や改修をしますが、具体的にはどのような作業をするのでしょうか。

 

外壁の修繕・塗装

マンションの外壁は、紫外線や雨の影響などで日々劣化していきます。劣化すると、色褪せが起きて見た目が悪くなるため、美観を保つためにも重要な工事です。

また、外壁は表面に防水機能がある塗膜が塗布されています。この防水機能が低下すると、ひび割れなどのわずかな隙間から水分が入り、建物内部にも影響を与えてしまうため、大きなトラブルに発展する恐れがあります。

そのため、ひび割れなどの補修をしてから塗装することで、美しさだけでなく、安全性も維持できるようにします。

 

屋上防水

屋上も外壁同様、毎日紫外線を浴びたり雨を受けたりすることにより劣化していきます。
屋上には防水シートや塗膜で防水加工が施されていますが、この防水機能が低下すればひび割れやめくれが起きた場所から雨水が浸入し、雨漏りを引き起こす原因になります。また、水分を含んだ状態になるとカビやコケが発生することもあります。

これらの状態も外壁と同じように見た目が美しくなくなるだけでなく、建物全体のトラブルに繋がる恐れがあるため、屋上の防水工事も重要です。

 

躯体の補修

建物の躯体とは、柱・梁・壁・床など建物の骨組みのことをいいます。
例えば、外壁が剥がれたりしていると、その割れ目から外壁の躯体に雨水が入り込み、サビや腐食を引き起こすでしょう。

躯体部分の劣化は、建物の安全性に大きな影響を及ぼすため、このような症状がみられる場合は、大規模修繕でしっかり補修しなければいけません。

 

共用部の改修

マンションの共用部とは、住民それぞれの部屋以外の部分のことで、エントランスやロビー、廊下、エレベーター、外階段などさまざまなところを指します。多くの人が毎日使用する場所のため、劣化が進みやすく、床材を張り替えたり、補修・補強したりする必要があります。

また、それぞれの部屋のベランダ部分も共有部の一部です。一見住民それぞれのスペースのようにもみえますが、非常時に避難する際は、部屋の住民以外の人もベランダを通って避難したりするなどするため、大規模修繕で必要な補修や補強をします。

 

配管・排水設備の補修

配管や排水設備は、通常目につかない部分ですが、これらが劣化したりトラブルが発生したりすると、生活に影響が出る恐れがあるため、必要な補修を実施します。

水のトラブルを未然に防ぐため、まずは配管・排水設備を点検して、洗浄や部品の取り替えなどの交換をしなければいけません。

 

最新設備の導入

大規模修繕は、ここまでに解説したように劣化した場所、補修が必要な場所をメンテナンスするのが大きな目的ですが、最新設備を導入し、建物をアップグレードする意味もあります。

例えば、最新のセキュリティやエレベーターの導入や現代の生活や住民の年齢に合わせて宅配ボックスの設置、バリアフリー化するのも検討しなければいけません。大規模修繕をきっかけに最新設備を導入して、住民の生活をより快適にして、建物の価値を高めて空室対策をしましょう。

 

 

大規模修繕の工事期間

大規模修繕の工事期間

大規模修繕は、実施する工事の内容・建物の大きさによって、工事期間が大きく異なりますが、目安は以下の通りです。

■50戸以下の小規模マンションの場合
着工開始から2~3カ月
■50戸以上の大規模マンションの場合
着工開始から5〜8カ月


なお、大規模修繕を実施するには、工事に入る前に次のことも実施しておく必要があります。

■修繕工事の計画・計画の見直し
■工事の見積りの取得や依頼業者の選定
■住民説明会の開催など

一般的に、この準備から工事開始までには、1年前後の期間を要します。
そのため、大規模修繕を検討し始めて完了するまでには1年半ほど、
場合によっては2年近く必要になると考えておきましょう。

 

 

 

 

工事中にありがちな住民からのクレームにはどのようなものがある?

工事中にありがちな住民からのクレームにはどのようなものがある?

先述の通り、大規模修繕には2〜3ヶ月もしくは半年以上の工事期間が必要です。
その期間は、住民にも迷惑やストレスがかかるため、クレームが起こることも想定されます。

実際には、どのような理由でクレームが発生するのでしょうか。

 

塗料などのニオイ

外壁塗装や屋根、ベランダの防水工事では、塗料や防水材によるにおいが発生するため、窓を開けているとにおいが室内にいても感じられるため、不快に思うことがあるでしょう。
また塗装は何層も塗り重ねるため数時間では工事が完了せず、数日を要するため、ストレスになりクレームが入る可能性があります。

 

作業で発生する騒音や振動

大規模修繕で音が発生する可能性がある作業は、足場組みや高圧洗浄、ドリルなどを用いた壁や躯体の補修作業などです。

基本的に作業は日中行われるため、「夜間に眠れない!」というクレームは起きにくいものの、日中に仮眠を取る人や小さな子どもが家にいる家庭もあるでしょう。また最近では、リモートワークをする人も増えているため、日中の騒音や振動が生活の妨げになりクレームになるケースがあります。

 

ベランダに物が置けない・使用できない

ベランダが工事対象になる場合は、工事期間ベランダに物がおけないため、住民には物を動かしてもらう必要があります。そのため、置いてあるものが大きい場合や、数が多い場合、部屋の中に置いておけず「ベランダの物は撤去できない」とクレームがくる可能性があります。

また、工事中はベランダの使用自体ができない期間もあり、洗濯物をベランダに干している人には迷惑がかかるため、クレームになることもあるでしょう。

 

防犯面の不安

大規模修繕では、工事期間中さまざまな業者が出入りします。また、便宜上普段オートロックになっているエントランスを一時的に開放することもあるでしょう。そのため、普段よりも建物全体が不用心になることから、不安に思う住民からクレームが入ることも考えられます。

さらに足場を組むため、高い階層へも侵入者が入りやすくなる可能性もあり、不安に感じる人もいるでしょう。

 

 

 

工事期間のクレームを減らすためのポイント

工事期間のクレームを減らすためのポイント

大規模修繕の工事期間には、住民にとって多くの懸念事項があることを解説しました。しかし、オーナーや管理会社としては、なるべくクレームは避け、滞りなく工事を実施したいと考えるでしょう。

そこで、大規模修繕による住民の不安や生活の不便をなるべくカバーするためには、どのような対策が必要かを紹介します。

 

大規模修繕の工事予告を早めにする

大規模修繕は、3ヶ月や半年など長期間にわたり工事が実施されます。もし「来週から半年間工事があります」といきなり告知されても、住民は必要な準備や心づもりができず、迷惑がかかってしまいます。

そのため、大規模修繕が決まった段階、日程が決まった段階などのタイミングでなるべく早めに告知するようにしましょう。また、工事のスケジュールも詳細に伝えておくと、「この日は大きな音がするかもしれない」「この日までにベランダの物を片付けなければいけない」なども分かりやすく、より安心です。

 

工事中の生活への影響を理解してもらう

今までに大規模修繕を経験したことのある人でなければ、工事期間中にどのような不便が生じるかイメージするのは困難です。そのため、工事期間のお知らせに加えて、その期間どのような不便があるかもあらかじめ伝えましょう。

【生活に生じる影響の一例】
■足場組み・解体・・・騒音が発生する可能性がある
■外壁塗装・・・洗浄では騒音、塗装ではニオイが発生する可能性がある
■ベランダ工事・・・物がおけない、洗濯物が干せない
■工事全期間中・・・人の出入りが多くなる

 

 

 

工事期間のストレスを少しでも減らすための過ごし方のポイント

工事期間のストレスを少しでも減らすための過ごし方のポイント

大規模修繕の工事期間中、住民にはさまざまな影響がありますが、それらを解消する対策法について紹介します。工事のお知らせとともに住民へ対策を伝える際の参考にしてください。

 

音や振動、埃が出る作業の時間帯は必ず窓を閉める

音や振動、埃が特に出る可能性のある日は、窓は閉めておくようにしましょう。
また、塗装作業のある日はにおいも発生するため、この作業がある日も窓は閉めておくのがおすすめです。

マンションのオーナーや管理会社は、工事のお知らせとともに、これらに該当する作業日を伝えておき、窓を閉めるのを推奨しておきましょう。

 

騒音が気になる場合は耳栓をする

窓を閉めても騒音が気になる場合があります。その際は1人であれば、耳栓をして過ごすのもよいでしょう。
耳栓は100円ショップなどでも購入可能なため、マンションのオーナーや管理会社は、購入方法を紹介したり、必要に応じて住民に耳栓の配布を検討してみてください。

 

音が出る工事の時間帯は外出する

マンションのオーナーや管理会社から「外出してください」と伝えるのは難しいですが、どうしても音が気になる場合は、音が発生する時間帯に買い物へ出かけたり、子どもを連れて公園に出かけたりするのもひとつの対策として有効です。

配慮としては、作業日だけでなく時間帯まで詳細に伝えれば「○日の午前中は外出しよう」と住民が計画しやすくなるため、可能な限り事前告知し、万が一工事日程が変更になる場合は、それも伝えるとよいでしょう。

 

洗濯物は部屋干し・ 夜干しする

ベランダの工事が実施される期間は、ベランダが使用できません。また、塗装工事中はニオイが発生するため、洗濯物を外に干すとにおい移りする恐れがあります。そのため、この期間は洗濯物を部屋干ししたり、工事の実施されない夜干しで対策するのがおすすめです。

 

窓は必ず施錠する

大規模修繕の工事期間は、多くの人がマンションを出入りしたり、資材を運ぶために一時的にエントランスが開放されます。また足場を使って上層階へ侵入される恐れもあるでしょう。

一人ひとりができる対策として、部屋の窓がきちんと施錠されているかチェックすることが大切です。「工事期間中は、人の出入りがあるため、施錠してください」と周知しておきましょう。

 

 

【参考記事】あわせてご覧ください。
マンションの大規模修繕は必要か?基礎知識やリスクをわかりやすく解説!

マンションの大規模修繕工事を検討している方必見!事前に行うべき建物診断について

マンションの大規模修繕を検討中の方必見!工事で起こるトラブルやその対策について解説

 

 

 

まとめ

まとめ

今回は、大規模修繕の工事期間中に起こりうるトラブルも踏まえて、工事期間の過ごし方や対策について詳しくご紹介しました。

大規模修繕では、長期間にわたり住民へも迷惑やストレスがかかるため、クレームも起きやすくなります。オーナーも住民も気持ちよく工事を実施するためには、事前の周知や工事期間の細かな配慮が大切になるため、本記事を参考にしながら対策を検討してください。

 

 ベストウイングテクノは、創業以来60年以上にわたり大規模修繕工事を行っております。
ビル・マンション・アパート、工場、倉庫の塗装工事や修繕工事の実績も豊富です。
ぜひ安心してお問合せくださいね。

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記事監修

【この記事の監修者プロフィール】

ベストウイングテクノ株式会社
(一般建設業許可 東京都知事(般-5) 第895 号)
代表取締役社長 岡本 仁(おかもと ひとし)一級建築施工管理技士

ベストウイングテクノ(東京都墨田区)は1961年の創業以来50年以上にわたり、大規模修繕工事、塗装工事、防水工事、内外リフォーム工事、リノベーション工事に携わってまいりました。半世紀以上の経験を活かして、皆様に役立つ情報をご提供いたします。

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