もっと知りたい!どんな建物であっても修繕が必要な理由とポイント!

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マンション・ビル・戸建
どんな建物であっても修繕が必要な理由とポイント!
どんな建物(マンション・戸建・ビル等)も、季節の変化や太陽光の影響による経年劣化が避けられません。自然災害(地震や台風、竜巻など)によって建物が損傷するケースも多くあります。
そこでマンションの場合は、10年を超えた際に実施されるのが「大規模修繕工事」です。 また戸建ての場合も、屋根と外壁の防水工事は一般15年に1度は実施したほうがよいとされています。
マンション・戸建どんな建物であっても修繕工事が必要な理由、ポイントをご紹介いたします。
【1】そもそも大規模修繕とは?
大規模修繕を行うには日々の日常管理の徹底に加えて、適切な時期に適切なメンテナンスを行うことが欠かせません。これを計画修繕といい、その中でも足場を掛けて行う大掛かりな工事を大規模修繕といいます。
大規模修繕工事はさまざまな工事内容で構成されているうえ、実施するタイミングによって修繕する箇所は異なります。大規模修繕工事は工期が長く、費用も高額になるので計画性をもって行うことが重要です。適切な時期に適切な修繕をするためにも、大規模修繕工事の目的や工事内容をきちんと把握しておきましょう。
【2】なぜ大規模修繕工事が必要なのか?
マンションなど鉄筋コンクリートの建物は木造建築物に比べて耐震性の面で優れており、燃えにくく、耐久性や防音能力が高いことは間違いありません。
しかしコンクリートも永久持つものではありません。コンクリートにも寿命があります。
コンクリートはセメント・砂・砂利・水を練り上げて作られているので、乾燥するにつれ収縮し、ひび割れが現れる性質があります。さらに、ひび割れが大きくなると、雨水などが浸入して鉄骨を錆び、錆びた鉄骨からひび割れがさらにひどくなり、最終的に爆裂を起こしてコンクリートを破壊することもあります。

マンションの大規模修繕工事の目安は、おおよそ12年周期で行うのが一般的と言われています。
見た目(外観や内部)にそれほど損傷がないのに何故修繕工事が必要なのか疑問を感じると思いますが、築年数が経過すると、外壁タイル、防水、塗装などの部材は経年による破損や汚れといった劣化や防水材の耐久性がなくなってきてしまうからです。
都道府県や気候などで劣化具合は変わり、湿気が多い地域では、コケやカビなどが外壁に発生しやすくなります。海沿いの地域では、塩害の被害もあるので、地域によって修繕時期はことなり10年で修繕を行うケースも考えられます。
あくまでも12年という目安なので建物の症状に応じて大規模修繕を行うようにしてください。
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【大規模修繕工事が〇年周期の理由】修繕実施 理想のタイミングとは
【3】大規模修繕が必要なポイント!
Point1:資産価値の回復
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マンションは経年とともに劣化していきます。 鉄部が錆びたり、外壁が汚れたり、給排水管が漏水したりすると、居住者が快適に過ごせないだけでなく深刻なトラブルに発展することも・・・。 結果として、マンションの資産価値が下がっていきます。 マンションの資産価値の維持させるには、大規模修繕工事を行うことで、劣化した機能と美観を初期の状態に『戻す』=『回復』 がポイントになります。 |
Point2:新しい機能に改良
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時代の流れとともに、以前は住みやすかったマンションが住みにくくなってくることがあります。 例えば、最近ではエコ&省エネ意識の高まり、オール電化が注目されていますが、このようなニーズに応えて居住者の暮らしを向上させるには、オール電化に対応するための工事が必要になってきます。また、居住者の高齢化が進めば、マンションのバリアフリー工事も必要になってくるでしょう。 時代の変化や、居住者のニーズに応え、マンションの『グレードアップ』=『改良』も大規模修繕工事のポイントになります。 |
【4】戸建ての修繕工事のポイント!
戸建ての寿命をできるだけ長くするためには、マンションと同様で日頃のメンテナンスが重要です。 とくに直射日光を浴び、雨風にさらされる屋根・外壁は、負担が大きい箇所です。建物を長持ちさせるためにも適切な時期にメンテナンスを行いましょう。
戸建ての場合も10年から15年ほどで修繕が必要になると言われています。修繕費はマンションの場合は修繕積立金から支払われますが、戸建ての場合はすべて自身で支払わなければなりません。住宅ローンの支払いとは別に修繕費用の積み立てをおススメします。

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マンションも戸建も十分な修繕積立金の準備を!
まとめ
マンションも戸建て、どんな建物でも年月が経つにつれて、あちこちが痛み劣化が出てきます。
安心快適に暮らし、建物の維持と美観を守るためにも十分な修繕積立金の準備をし, 適切な時期に適切な修繕(メンテナンス)を行いましょう!
「建物は話せない」
建物は人とは違い、いくらボロボロでも悲鳴をあげることはありません。
ただ限界が近づいている予兆は密かに示しています。それを施主様が察して、対処してあげることがとても大切です。
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