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【建物のトラブル】コンクリートの爆裂とは?爆裂が起きる原因と危険性について解説

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【建物のトラブル】コンクリートの爆裂とは?爆裂が起きる原因と危険性について解説
【建物のトラブル】コンクリートの爆裂とは?爆裂が起きる原因と危険性について解説

こんにちは。
1961年の創業より東京都墨田区・江東区・台東区を中心に
大規模修繕、塗装、防水、リノベーション工事を行うベストウイングテクノです。

 

鉄筋コンクリート(外壁)の一部に、下の写真のような症状を見たことはありませんか?

東京都墨田区ベストウイングテクノ|【建物のトラブル】コンクリートの爆裂とは?爆裂が起きる原因と危険性について解説

このような症状はコンクリートの劣化『爆裂(ばくれつ)』と呼び、正式には『鉄筋爆裂』と呼ばれています。

そこで、この記事では

 ●爆裂とはどのような症状か
 ●爆裂を起こす原因
 ●爆裂を放置する危険性

について詳しく解説していきます。
この記事を読めば、 爆裂を放置する危険性を把握することができます。ぜひ参考にしてくださいね。

  

<<目次>>
1爆裂とは

2爆裂が起きる原因
 ▸2.1コンクリートが爆裂するまでの過程

3爆裂を放置する危険性
 ▸3.1建物への影響

4爆裂の補修方法

5まとめ

 

 

爆裂とは

東京都墨田区ベストウイングテクノ|大規模修繕は義務!?目的やメリット、よくあるトラブルを紹介

財務省が定めた法定耐用年数※1
鉄筋コンクリート造(RC)、鉄筋鉄骨コンクリート造(SRC)ともに47年※2と定められています。

コンクリート自体の寿命は、海の近くなど劣化しやすい状況下だと50年程度、良い状況の場合は100年程度とされていますが、耐用年数と建物の寿命とは関係はありません。

※1: 法定耐用年数とは、税法上定められた寿命のこと
※2: 1998年の税制改正で、マンションなどの鉄筋コンクリート造の建物の法定耐用年数は60年から47年に変更されています。 

 

しかし、定期的なメンテナンスを怠ると寿命は変わってきます。劣化が進むと寿命まで持たないこともあるのです。
建物の寿命を縮めてしまう恐れのある劣化症状のひとつに『爆裂(ばくれつ)』があります。

 

爆裂は、コンクリート内部の鉄筋が錆びなどによって膨張することで、内側からコンクリートを破壊して押し出す現象のことをいいます。


コンクリートの表面にひび割れが発生することはよくある現象ですが、爆裂はさらに深刻な状態で、爆裂が生じたまま放置しておくと美観を損ねるだけでなく、露出した鉄筋によってコンクリートが欠落する場合もありますので早めに対応が必要になります。

 

爆裂が起きる原因

建物が古くなってくると、経年劣化によってコンクリート基礎の表面にクラック(ひび割れ)が発生します。発生したクラックからは雨水や空気が侵入するため、内部の鉄筋が酸化して錆びと膨張がどんどん進行して、最終的には鉄筋周辺のコンクリートが外側に押し出され、まるで内側で爆発が起こったような状態になります。

また経年劣化だけでなく、台風や地震などの自然災害によっても「爆裂」が発生する可能性もあります。

コンクリートが爆裂するまでの過程

①コンクリートにクラック(ひび割れ)が発生
②クラックから雨水などの水分等が浸入
③コンクリートが中性化
④コンクリート内部の鉄筋にサビが発生
⑤膨張した鉄筋がコンクリートを押し出す(内側で爆発が起こった状態)=爆裂

 

爆裂を放置する危険性

爆裂が生じたまま放置しておくと美観を損ねるだけでなく、露出した鉄筋によってコンクリートの一部が落下する可能性はあり、さらには外壁の墜落の危険性があります。

また建物内部にも深刻なダメージと劣化が進み、このような状態で修繕を行うと修繕費が高くなる可能性があります。それ以上に、墜落した外壁やコンクリートの塊が人に落下する危険性もあります。

鉄筋が露出していなくても、多くのひび割れが見られる場合は、内部で症状が進行していることもあります。まだ大丈夫と先延ばしにせず、早めに対応が必要になります。

建物への影響

 ①美観を損なう
 ②コンクリート片の落下
 ③耐久性の低下
上記のように爆裂が生じた建物は、さらに住人にも大きな影響を与え兼ねません。
適切な建物を守るためにも調査は専門業者に依頼し、報告書を提出してもらうようにしましょう。

 

爆裂の補修方法

 ①爆裂の箇所をチェックする
 ②錆(さび)を綺麗に落とす
 ③エポキシ樹脂モルタルで埋めて補修

 

まとめ

東京都墨田区ベストウイングテクノ|大規模修繕は義務!?目的やメリット、よくあるトラブルを紹介

今回は、建物に起こる劣化の症状『爆裂』についてまとめました。
●爆裂とはどんな症状か
●爆裂を起こす原因
●爆裂を放置する危険性

爆裂なども目に見える劣化症状は、住民の安全や建物の寿命に影響を及ぼすので、
適切な対処が大切です。

補修工事には、専門性や適切な判断が求められます。

マンションでよく見る代表的な劣化症状について「【マンション】こんな症状が出たら注意!外壁塗装が必要な劣化の6つのサイン」で詳しく解説しています。
https://www.technobestwing.jp/media/useful/a407
あわせてご覧ください。

 

「建物は話せない」
建物は人とは違い、いくらボロボロでも悲鳴をあげることはありません。
見た目は綺麗な建物でも、実は見た目以上に劣化が進行していたり、建物内部まで劣化が広がっている場合があります。

ただ限界が近づいている予兆は密かに示しています。それを施主様が察して、対処してあげることがとても大切です
劣化チェック自己診断で気になる点や異常を見つけたらベストウイングテクノにご相談ください。

ベストウイングテクノ
は、創業以来60年以上にわたり大規模修繕工事を行っております。
ビル・マンション・アパート、工場、倉庫の塗装工事や修繕工事の実績も豊富です。
ぜひ安心してお問合せくださいね。

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記事監修

【この記事の監修者プロフィール】
ベストウイングテクノ株式会社
(特定建設業許可 東京都知事(特-30) 第895 号)
代表取締役社長 岡本 仁(おかもと ひとし)一級建築施工管理技士

ベストウイングテクノ(東京都墨田区)は創業以来62年にわたり、大規模修繕工事、塗装工事、防水工事、内外リフォーム工事、リノベーション工事に携わってまいりました。62年の経験を活かして、皆様に役立つ情報をご提供いたします。

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