もっと知りたい!マンションの「専有部分」と「共用部分」の違いとは?違いを知ってトラブルを防止!

もっと知りたい!
マンションの「専有部分」と「共用部分」の違いとは?
違いを知ってトラブルを防止!
マンションには、大きく分けて「専有部分」と「共用部分」という2つの区域があります。
分譲マンションの場合は、区分所有法という法律があり、マンションの所有者個人が所有する「専有部分」と、マンションの所有者全員で共有する「共用部分」があります。共用部分でありながら、特定の区分所有者だけが使うことができ、他の者は使うことができない部分を「専用使用部分(専用部分)」、マンション所有者が共同で使う部分を「共有部分」といいます。
大規模修繕工事の対象になるのは「共用部分」だけで、毎月積み立てをしている修繕積立金で行われますが、「専有部分」は個々に工事を行わなければなりません。
マンションのどこが「共用部分」で、どこが「専有部分」なのかをすぐに答えられる人は意外と少ないのではないでしょうか。各マンションの管理組合によって共用部分と専有部分の解釈が異なる場合もありますので、管理規約などを確認しましょう。

今回は一般的な「専有部分」と「共用部分」について、ご説明いたします。
「専有部分」とは…
分譲マンションの各室には区分所有権が設定されていて、住戸部分が専有部分になります。
・室内とその室内の台所や洗面所
・給湯設備などの設備機器
・壁紙、天井、床などの内装部分
・電気、電話の配線など
専有部分は、オーナー(購入者)の所有物になりますので、部屋の扉やクロスの変更、インテリアなどを変更することができます。
マンション全体を支える躯体(壁・床など)は共用部分にあたりますので、躯体を傷つけるようにくぎを打ったり、穴を開けたりすることはできません。
「共用部分」とは…
マンション所有者全員で共有する部分になり、専有部分以外の建物の部分や専有部分に属さない建物の付属物が該当します。
さらに「共用部分」のうちマンション所有者が共同で使う部分を「共有部分」、
個人が専用で使える部分を「専用使用部分(専用部分)」とも言います。
「共有部分」とは…
共用部分のうちマンション所有者が共同で使う部分を「共有部分」と言います。
具体的にはマンションエントランスホール、エレベーター、階段や廊下、屋上、ごみ置き場や宅配ボックス、共有施設(共用トイレ)、配管、基本的構造部分として躯体部分(支柱、屋根、外壁など)が該当します。
「専用使用部分(専用部分)」とは…
共用部分ではあるが、特定の区分所有者だけが使用でき、他人が使えない部分を「専用使用部分(専用部分)」と言います。
駐車場、駐輪場、ベランダ・バルコニー、専用庭、トランクルーム、玄関ドア、窓枠、窓ガラス、網戸、ポーチ、アルコーブなどが該当します。
専用使用部分の日常の手入れ、修繕は使用している所有者が行うことになっています。
例えば、窓ガラスが割れた場合は、原則としてその部屋の区分所有者の負担で修理や取り替えを行います。
専用使用部分は共用部分に当たるので、管理組合の許可なくリフォームや撤去をすることはできません。
自分の部屋の中が「専有部分」、それ以外が「共用部分」……
という単純なものではなく、専有部分と思っている部分が実は共用部分だったりするので、リフォームする際は管理組合に確認してから行いましょう。
まとめ
マンションも戸建て、どんな建物でも年月が経つにつれて、あちこちが痛み劣化が出てきます。
安心快適に暮らし、建物の維持と美観を守るためにも十分な修繕積立金の準備をし, 適切な時期に適切な修繕(メンテナンス)を行いましょう!
「建物は話せない」
建物は人とは違い、いくらボロボロでも悲鳴をあげることはありません。
ただ限界が近づいている予兆は密かに示しています。それを施主様が察して、対処してあげることがとても大切です。
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