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2025年9月22日(月)全国賃貸住宅新聞(第1670号)掲載

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2025年9月22日(月)全国賃貸住宅新聞(第1670号)掲載

2025年9月22日(月)全国賃貸住宅新聞(第1670号)に掲載されました。

   

修繕工事、提案から施工まで

買い取り再販にも注力

 

全国賃貸住宅新聞(第1670号)

全国賃貸住宅新聞(第1670号)


<記事内容>

修繕工事、提案から施工まで 買い取り再販にも注力

 ベストウィングテクノ(東京都墨田区)は、売り上げの8割を占める大規模修繕のほか、内装リフォーム、中古不動産のリノベーション・再販、太陽光発電システム設置工事などをてがける。

 主な事業である大規模修繕では、劣化診断から設計・工法選定、材料手配、施工、アフターサービスまでを一貫して担い、中間マージンが発生しにくい体制を敷く。下請け先として発注する協力会社との長期的な関係で、質の高い施工を行えることが強みだ。RC増や鉄骨造で20戸程度の賃貸住宅を中心に、年間10件を実施。2025年5月期の売上高は4億円となる。

 修繕工事において特に重視するのが建物調査だ。無料の「建物チェック」サービスで、屋上・外壁など各部の劣化状況を写真付きで提示する「劣化診断報告書」を作成し、改修プランと見積書をセットで提供。工事完了後2年、3年、5年、10年ごとの定期調査も行う。

 材料として、RC造の外壁改修に東亜合成(東京都港区)が提供するアロンウォールを採用。天然ゴムのような素材で、コンクリートの長寿命化を図るとともに鉄筋のアルカリ性を保持する。「建物診断から施工まで一貫して担うからこそ、資産価値向上のための適切な提案を行うことができる」と岡本仁社長は話す。

 ベストウイングテクノは1961年創業。大規模修繕事業に参入したのは92年で、ゼネコンの下請けとして実績を積んだ。リーマン・ショック時に全然からの受注が8割減少し、下請けからの脱却が課題となった際に、賃貸オーナーにターゲットを絞った営業提案を自社で手がけるようになった。

 2026年5月期は売上高7億円を計画する。事業の新たな柱と考えるのが買い取り再販だ。これまで手がけてきた建物調査や改修計画の立案、施工におけるノウハウを生かし、26年5月期は墨田区、江東区などの城東エリアや千葉エリアを中心に、10件の中古物件取得・販売を目標とする。
主力の大規模修繕は、人材採用状況により横ばいあるいは増収、中古リノベ・再販との量産で成長を目指す。
(全国賃貸住宅新聞 第1670号より)

 

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